アメリカボストンの高速道路ハイウェイと車事情☆

【第2の故郷ボストンについてーアンチアメリカだった私が今やアメリカって超大国なのは当然だと思うレポート4】
アメリカ人が日本にやってきたら、何を見ても「ちっちゃ!」と思うでしょう。スターバックスの日本のレギュラーサイズのコーヒーとか見たら「ケチケチすんな」と言われそうです。
 
アメリカ人の頭の中にあるスケールは、1インチ(約2.5センチ)、1マイル(約1.6キロメートル)、はもちろんのこと、450グラムは1パウンドですからね、450が1ですからね! そもそも「基準」がデカイのです!
 
アメリカの水のペットボトルを持つたびに重さで腕がつるし、トイレットペーパーは36個単位で売っているし、魚屋でイカを2尾お願いすると「こんなにちょっとでいいの?」と言われます。ビンボーだと思われたかもしれません。隣のマダムはイカ15尾くらい(つまり基準1の1ポンド??)買っていました(何人家族やねん!と心の中でつっこみました)。
 
そういう何事もスケールがデカイ、アメリカ人ですから、小回りが利く、とは無縁だと思っていましたが・・・。
 
ボストニアン(ボストン人)は、駐車について抜群に小回りを利かせて車を操作します。車間が前後10センチくらいしか空いているようにしか見えない、道路上の駐車スペースに、縦列駐車でガンガン止めて行きます。あんな運転技術、日本では見たことがなく圧巻です!
 
ただ、小さいスケールなのは「駐車」に限ってだけ。他の、車に関わることは、やはりスケールがでかすぎます。
 
高速道路ではない普通の道を、日本の高速道路並みのスピードで走る(80キロ~100キロ)、普通の道の最高速度設定の標識も60(96キロ)マイル、と書いているところが多いです。
日本から来たら、日本にいたときのように「運転を楽しむ」という心理状況からは、ほど遠いのです。 
朝や夕方のラッシュアワーは日本の東京並みに混んでいる道を、皆ぶっとばしながら(日本人から見ると)高速で走ります。運転するだけで神経がかなりすり減ってしまいます。
 
さすがに東京の渋谷や大阪の梅田にあたるような市街地中心部では、そこまでではありませんが、
住宅地にある普通の道では、ボストニアンはバンバン飛ばします。でも、これも日本人の私から見たら「飛ばしているように見えるだけ」で、ボストニアンにとっては普通。
 
ボストンで車について気づいたこと
 
☆私が日本人だというと、TOYOTA! SUBARU! NISSAN!とか連呼してくれて、日本車も燃費がいいので好かれています。
が、高速で走ることが普通のボストニアンにとって、やはり、日本車よりドイツ車を格段に高く評価している気が・・。
乗っていても感じるが日本車ではエンジンが追い付いていない気がするが、どうだろう・・・。
 
☆市街地では、すぐに道を譲ってくれる(横切るときに空けてくれたり、待ってくれたりする)が、
「こんな車間で入れないよ」という車間なのに、別の車線からぐいぐい入ってくる。
 
☆一方、高速道路では・・・
「速く走る車線」で遅く運転しているとき、後に速く走る車が数珠つなぎ状態になっていることがある。
日本なら、(他人の様子を察する文化なので?)、そういうときは、「どうぞ」と数珠つなぎになった、後の速い車たちに道をゆずるために、遅い車は隣の車線に自ら移るが、
そういう光景はほぼ見ない。
自分の前の道はスカスカにスペースを空けて、わが道を遅いまま行って、後が数珠つなぎになっている・・・。
 
☆ウィンカーを出さない人を頻繁に見る。めちゃくちゃ危ない。
日本のようにおばちゃんに限ったことではなく、出さない。
急に曲がったり、車線変更してくる。これは、教習所に行ってきちんと運転を学ぶ人が少ないからか??
 
1日に走る距離の限度の「基準」も違います。
日本なら、東京から大阪まで車で走る(約400キロ)って、かなりの覚悟がいると思います。
しかし、ボストニアンにとっては、皆さまも想像どおり、その距離を走ることは「覚悟がいるすごいこと」ではなさそうです。
それくらいなら、(電車が発達していないこともあるけど)車で行ってしまう。1日でかる~く行ってしまっています。
 
そういえば、カリフォルニア州のアメリカに25年以上住む友人が、
カリフォルニア州オレンジカウンティから、娘さんの住むポートランドに「車」で行った、と聞いたときは「ふうううん」と聞いていただけだったけど、
それって、1000キロ(東京―大阪の2.5倍!?)近くあるいはそれ以上車で移動した、ということ?(私なら無理!!)。
このくらいの車移動レベルでなければ「車で移動した!」という話題や自慢にもならないのかも知れません。
 
昨年、「福山ロス」現象を巻き起こした福山雅治さんの元カノが、「福山雅治さんは東京から大阪までバイクをぶっとばして来てくれました。感動!」
というコメントを出している、と噂に聞いたけど、アメリカ人なら「あっ、福山ちゃん、お疲れ~」くらいで済まされたかもしれないですね(笑)。
 
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