アメリカボストンは挨拶やホームパーティーに昭和が残っている☆

【第2の故郷ボストンについてーアンチアメリカンだった私が今やアメリカって超大国なのは当然だと思うレポート】

ボストンは「昭和」「日本の昔や地方の良いところ」が残っています。

最初、とても面倒くさかったのが、アパートの誰に会っても「How are you?」と言ってくることです。

「How are you?」と言われたら、絶対こちらも「Good, How about you?」などと返さねばならないですよね。

イギリスでいたときは「Hello」だけだったので、とても戸惑いました。しかも日本では今や、相当の田舎でもなければ、人なつっこく挨拶はして来ないので、それに慣れている私は、この双方向の挨拶に驚きました。

そして、最初はかなりの心の負担になりました。

さらに、散歩をしていても同じ地域の人は、にっこり挨拶をしてきます。ブルックラインは決して田舎ではなく、首都圏の白金、神戸の元町、大阪の本町くらい都市部です。


満員電車などの中でも「できる限り人と関わらないようにしよう」みたいな雰囲気の日本社会とは違う様相に、最初は非常に戸惑いました。

歴史や文化から考えると、アメリカは多民族なので、自分とは違う民族のバックグラウンドを持った人と接するときに「自分はあなたの敵ではありません」と、相手に知らしめるために、きっと、スマイル+挨拶、するのだと思います。

実際、すれ違うときに「無言」は、ボストニアン(ボストン人のこと)にとっては非常に気持ちが悪いことだそうです。

ある日、同じアパートの人に「よろしく」と挨拶をすると、「いつでも、私のアパートの部屋に来てね!」と、にこやかに言われました。

ううむ・・・。これは、日本の京都の「ぶぶづけを食べにおこしやす(いつでも立ち寄って、お茶漬けを食べに家に上がってください)」と同様、真に受けると、大変なことになるのか??

と、考え込んでしまいました。カリフォルニアにもう30年も住む、高校時代の同級生に確認すると、これは、やはり真に受けないほうがいいそうです(笑)。

あまりに親しげに言ってくれたので、真に受けそうでした。


ボストニアンは家族でパーティーもよくします。大晦日にパーティに呼ばれて驚いたのは、夫婦の6組くらいが来ていたのはもちろんのこと、その子供の大学生や社会人の子供が、挨拶だけではなく、参加していることです。


日本では小さい子供を交えたホームパーティはあっても、もう大学生や社会人になると、大人の集まりには参加しないことが多いのではないでしょうか。なんだか、2世代が和気あいあいとやっているって、日本の地方の田舎の大家族や、日本の古きよき時代のような様相です。
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